はじめて嘔吐したあと、罪悪感を持ちつつ「これありなんじゃね?」と思うようになりました。食べられるうえに、それを吐いてしまえば、ものすごく合理的に痩せられるのではないか?という考えにいたりました。
そこから過食嘔吐の日々がはじまりました。効果はすぐにあって、痩せていくのがうれしかったのを覚えています。この時期は過食嘔吐をしつつ、この時代だけ少し拒食気味でもありました。夕食を抜いて空腹のまま寝るというようなこともしていました。このまま寝ると痩せるなーっていううれしさと楽しさが混じった気持ちでした。
はじめての嘔吐から半年ぐらいで、高校入学。この時点で体重は約10キロ痩せて、75キロ前後になっていました。身長は168cmほどでBMI値は26台になって標準体重に近い、肥満度1になりました。
ここからさらに1年。高校2年になるぐらいには体重は65キロになり、BMI値では標準体重となりました。この体重はほぼ現在と同じ体重です。
1年と半年の過食嘔吐で、約20キロ痩せて、念願の標準体重となりました。標準体重になったので、過食嘔吐はしなくなりました。
っていうことにはならないのが、過食嘔吐のむずかしいところです。
これからさらに30年ほど吐き続けることになります。
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