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過食嘔吐はダイエットに向いているのか?

ダイエット

むずかしい問題です(笑)

僕の場合はその方法でしか、やせられなかったので、有効だったとは思います。

ですが、それが習慣化して、それから約30年以上も吐きつづけることになったのは、労力、時間、金額などの代償としても大きいなと思うところもあります。

今の自分が、15歳のときの自分にどういう風にダイエットのアドバイスするかな?と考えた時、過食嘔吐以外で「こうするといいよ」というのが2つ3つあります。

ですが、15歳の僕がそれを聞いて、納得して、行動するかどうかは疑問です。疑問ですが、想像して15歳の自分にアドバイスをするとすれば、という記事になります。

ダイエットのその前に

過食気味になって、体重が増えて、ダイエットしようかな?と思っている人へのアドバイスです。過食嘔吐やら、その他のダイエットのその前に少し読んでほしいです。

まず、運動で体重を落とそう、とは思わないようにしましょう。

ジョギングもウォーキングもヤセないです。

これには反論もあるでしょうし、それで痩せたという人もたくさんいるでしょうが、それは食事制限を同時に行ったからで、好きなだけ食べて、運動して痩せたというのは、よほどの運動量をこなさないかぎり難しいです。 だからといってジョギングやウォーキングをするな、というわけではなく、個人的には大好きでよくします。でもこれはダイエットのためではなく、血の巡りを良くする、気分転換のため、というのが目的です。

太っている状態での運動は、ただ苦しく、すぐ息があがり、おまけに少しの運動しかしていないのに、自分に食べることのご褒美をあげます。僕の経験上の確かなるアドバイスです(笑)特にBMI値が30以上ある場合は、運動は避けたほうが良いと思います。まずは食べることの変革をオススメします。

食べることの変革。

まずは食事量を減らそうとは思わないようにしましょう。食べたいだけ食べましょう。なぜ食事制限をはじめにしないのかは、個人的に意見がありますが、今は触れないでおきます。
食べたいだけ食べてオッケーですが、下の2つだけ気をつけるようにしてください。
まずひとつめ。

(1)咀嚼を30回する

咀嚼です。ソシャク。よく噛んで食べるアレです。よく聞くアレです。過食気味の人にとっては、食べるものがおいしくなくなるアレです。でも慣れると咀嚼してもおいしいですよ。

「今まで飲み込むぐらいの勢いで食べてきたのに、いきなりは無理っ!」

という場合もあると思いますので、まずは一口目だけ、30回咀嚼します。二口目からは好きなように食べてください。そして次の食事は二口目まで30回咀嚼します。このように毎食ごとに咀嚼する回数を少しずつ増やします。食事量は考えなくてオッケーです。

咀嚼のコツ

咀嚼をするとき、ただ回数を数えているのは、たいへん無機質なつまらない時間になってすぐ飽きます。僕の方法ですが、運動のときの掛け声のように心の中で数えます。

いち、にー、さんし、ごー、ろく、しち、はち
にー、に、さんし、ごー、ろく、しち、はち
さん、にー、さんし、ごー、ろく、しち、はち
よん、にー、さんし、ごー、ろく、しち、はち

と心のなかで掛け声をかけながらすると、ただの数字の連呼よりは続きやすく、合計32回咀嚼できることになります。ただし食べ物によっては、豆腐なんかは32回はむずかしいので、少なくなる食材もありますが、咀嚼をするという意識だけはしっかり持つようにします。

個人的な経験では食事量を変えなくても、咀嚼を意識してするだけで、1か月に2、3キロ体重が落ちます。ただしこれははじめの1か月だけです。その後は落ちないです。これも個人的経験です。

(2)食べ物が出てくるテレビとダイエット番組を見ない

過食をしてしまうということは、見方を変えれば、食べ物に執着している状態でもあります。そしてそういう状態にある時、自分もそうでしたが、テレビで積極的に食べ物の番組を見ています。料理番組などを録画して見ていた時期もありました。

テレビは手を変え品を変え、食べ物を視聴者の前に持ってきます。

バラエティ番組ではスイーツの新しいお店を紹介し、ニュースでもどこかの百貨店の北海道展の催しを映し、CMでも簡単に作れる中華素材の広告など、ひっきりなしです。テレビを見ているとどうしても食べ物に興味をもってしまいます。

ダイエット番組も見ないほうが良いです。なぜなら「ヤセなくちゃ」「食べるのを我慢しなきゃ」という思いを強化してしまいます。ダイエットの大敵はこの

「食べるのを我慢しなきゃ」

と考えてしまうことだと、僕は思っていて、このマインド、心の持ち方をしている限り必ず食べ物に執着し続けることになります。
ご家族なんかもいるでしょうから、すべての食べ物が出る番組を見ないようにするのはむずかしいでしょうが、心がけることで少しづつ避けられると思います。

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